常々思っていたことなんだが、「栄養学」ってなんか違うぞ。「一日にビタミン・たんぱく質・食物繊維・鉄分・カルシウム等何グラム、エネルギーは何キロカロリー採りましょう」とかのアレね。
そんなのさー、例えばニューギニアの原住民とか・イヌイットとか・某アフリカサバンナの人々・高地民族等、そんないろんな栄養素、絶対とってネエし。日本人だってついこないだまではロクなもん食ってなかったし。サッカーの中田ヒデは野菜ゼンゼン食わないし。
そんなどういう根拠か解らない指標、あてになんないし。旧農水省とか旧文部省の役人が妥協して「じゃあ、この辺で手をうっておきますか」とかで決めた数値を有り難がってちゃイカンし。
学校給食の献立とかも、そんな基準で決まってるし(給食大すきだったけど)。
そんなもんよりさぁ、食い物は生命力でしょう。植物・動物の生命を体内にとり込む、命を頂く。コレこそがクイモンの本質だぜ。 生きのイイモノ・ミズミズしいもの・元気に育ってるもの、そういったものをイタダクことが、ツマラナイ栄養素・つまらん数値なんかよりよっぽど価値があると思う。 最近の日本人の問題、病んだ精神、疲れた大人・子供、こんなとこに原因の一端があるように思えてならないのだが。
って、えらそうに書いたけど、ちょっと西丸震哉サンのウケウリだ。
西丸さんといえば、「41歳寿命説」が有名みたいだけど(上の文でオイラが使ったモトネタもこれ)、オイラのおススメは『山小屋作った、猫も来た』
3~5ページくらいのショートエッセイがたくさん詰まった文庫。基本的に山登り・山歩きのはなし。幽霊に会った話とか、天気を操る話等もあって?!?な面もあるけど(オイラは全部信じてるけど)、旅がすきなひと・山が好きな人にはかなり楽しめます。
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